接客の考え方

目標を持って実施する

ある接客者の方と話をした内容について、ご紹介したいと思います。

飲食店のフロントに勤めている方の話。
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以前、仕事を辞めようと思ったことがあったんです。
それは、お客様から叱られたり、ムッとしたような表情を向けられたりして、お客様と
接することが恐くなってしまったからです。

『私は何もしていないのに、なぜ』そんな気持ちでした。

そんな時に、お客様に話しかけると良いという話を聞いて、もう一度チャレンジしてみようと
思いました。
ですが、話しかけるなど、簡単なことではありません。
ムッとした表情のお客様に話掛けて、もっと怒らせてしまうのではないかと。

そこで、顔を知っているお客様に、
「いつもありがとうございます」
という一言を掛けるところからスタートしようと思いました。

数日、これにチャレンジしていると、ある日お客様から、
「〇〇さん、何かいいことでもあったの。
 最近、いつも笑顔で声がけしてもらって、気持ちがいいわね」

と言われたんです。

この言葉を聞いて、何だか今までお客様が恐いと思っていたことが、サ〜ッと抜けていって
しまいました。
ひょっとして、お客様が恐いと思っている私の表情を見て、お客様も、私の顔が恐いと
思っていたのではないかということに気づいたのです。

このあと、いろいろなお客様から、笑顔で、
「おいしかったよ」「ごちそうさま」「ありがとう」
などの言葉を掛けていただくようになりました。
また、ご家族の話や旅行に行った話などをしていただけるようになりました。

今、フロントがとても楽しいです。
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こういう話はいいですね。
心が温かくなります。

お客様から逃げたい、というところから、もっとお客様と接したいへと、180度気持ちが転換。

「ひょっとして、お客様の視点で考えると」という気づきと、
『できるところからのチャレンジ』で、こんなに、仕事に対する思いが変化するんだということを
この方から教わりました。


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